全日本司厨士協会神奈川県本部は、西洋料理に従事する司厨士(しちゅうし 西洋料理に従事する料理人)のための協会です

シェフリレーHiroyasu Takada

 髙田 裕康

 神奈川県本部 会員 

 仏蘭西料亭 霧笛楼 総料理長

 

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なぜ料理人になろうと思ったのですか?

学生時代にアルバイトをしていた喫茶店が、洋食もあり、オーナーがホテルの料理長経験のある方で、手の込んだプリンやベシャメルソースなど作っておりとても感動し、西洋料理って良いなと思ったこと。また、幼少のころから家庭で兼業農家を行っていて、自分たちの食卓に上がる野菜がほとんど自家栽培のものでした。祖母に「この経験を大事にしなさい、身体に良い事が後でわかるから」と言われており、当時はわからなかったが、今でも自分の身体に残ったその経験が生きています。

料理人になってよかったことは?

修業時代は厳しく毎日辞めたいと思っていたが、続けることの大切さを周りの先輩に教わり霧笛楼に38年勤めることができています。お客様で創業当時から来ていて三代に渡りお越しいただいて、お客様の人生の一部として店の料理があることがとても嬉しいことです。

得意料理は何ですか?

ソースなど魚料理にかかわる全般です。

今まで出会った感動の一品は?

京都「桜田」の高野豆腐に車海老の濃厚な野菜ソースが掛かっているもの

和食で組み合わせの妙を感じさせてくれたのが初めてで、霧笛楼の季節の野菜のグランマンジェへのアイデアに繫がりました。

お気に入りのお店は?

日本料理「梅林」です。

若きシェフに一言

生産者の方、運んでくれる業者さん、料理人、お客様、関わるすべとの人を大事にする。その人たちがあって自分たちがあるという想い、姿勢を大事にしてください。

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