2024年4月12日
学生時代にアルバイトをしていた喫茶店が、洋食もあり、オーナーがホテルの料理長経験のある方で、手の込んだプリンやベシャメルソースなど作っておりとても感動し、西洋料理って良いなと思ったこと。また、幼少のころから家庭で兼業農家を行っていて、自分たちの食卓に上がる野菜がほとんど自家栽培のものでした。祖母に「この経験を大事にしなさい、身体に良い事が後でわかるから」と言われており、当時はわからなかったが、今でも自分の身体に残ったその経験が生きています。
修業時代は厳しく毎日辞めたいと思っていたが、続けることの大切さを周りの先輩に教わり霧笛楼に38年勤めることができています。お客様で創業当時から来ていて三代に渡りお越しいただいて、お客様の人生の一部として店の料理があることがとても嬉しいことです。
ソースなど魚料理にかかわる全般です。
京都「桜田」の高野豆腐に車海老の濃厚な野菜ソースが掛かっているもの
和食で組み合わせの妙を感じさせてくれたのが初めてで、霧笛楼の季節の野菜のグランマンジェへのアイデアに繫がりました。
日本料理「梅林」です。
生産者の方、運んでくれる業者さん、料理人、お客様、関わるすべとの人を大事にする。その人たちがあって自分たちがあるという想い、姿勢を大事にしてください。